全てのキャバクラのボーイが目指す頂といえば店長です。
しかしその店長というポジションまで上り詰めるためには、ボーイの仕事から始めなければいけません。
この記事ではボーイの仕事についてご紹介していきたいと思います。
様々な業務をこなすボーイの仕事
ボーイはキャバクラにとって、縁の下の力持ちといえる重要な存在です。
直接的に売上を上げるのは、華やかなキャバ嬢の仕事ですが、ボーイはキャバ嬢が売上を上げる環境を整えることがメインのお仕事内容といえます。
つまりボーイがいなければ、キャバクラは成り立たないともいえるでしょう。
ボーイの1日はこのような感じです。
開店前
- 開店の1時間以上前に出勤し、店内とトイレの掃除や備品の買い出しをする。
- キャバ嬢の出勤管理などをこなしお客さんをお出迎えする準備を整える。
営業時間中
- 来店されたお客さんのお荷物をお預かりし、テーブルまでご案内し、指名やオーダーをとる。
- 注文されたお料理やお飲物を配膳する。
- 灰皿の吸い殻や、ペールの氷の交換。
閉店後
- 店内の片付けや、食器類の洗浄など。
このように、ボーイはお客さんが常に楽しく過ごせるよう気を配らなければならないので、非常に多忙なお仕事です。
ボーイを経て初めて店長になれる
ボーイとしての下積み時代を乗り切り、周囲の同僚やキャバ嬢からの信頼を得られたボーイだけが店長になることができるのです。
店舗全体の管理がお仕事内容となる店長は、ただ上司からの覚えがいいだけの人や、口ばかりで実力のない人には務まらないポジションといえます。
実際によくある話として、ゴマをすって店長のポジションについたものの、他のボーイやキャバ嬢が全くいうことを聞いてくれず、1ヶ月ももたずに降格してしまう、ということも珍しくありません。
どういった業態のお店であったとしても、ナイトワークは完全な実力主義の世界です。
中身が伴わない見せかけだけの人は、どれだけ出世したところで、すぐクビになってしまうことでしょう。
「千里の道も一歩から」という言葉があるように、一歩一歩着実に経験と実力を身につけ、真面目に仕事をこなす人にだけ、店長への道が開けます。